今年7月の第26回年次大会に先立ち、3月に学会主催の研修プレワークショップを開催いたします。
第26回年次大会プレワークショップ
「力動的心理療法の魅力」
第1弾 2022年3月19日(土) 18:00-20:00
「長引くコロナ禍における医療者の危機と力動的心理療法」
講師:橋本 和典(国際医療福祉大学 准教授/学会理事)
橋本和典先生は2020年4月から、支援要請のあったコロナ禍対応医療者、医療関係者を対象に危機介入からの心理療法、組織開発サポートを続けています。鍵はセルフケアとリーダーシップです。本ワークショップでは、橋本和典先生が実施している2つの能力を高めるプログラムをそのままに体験し、介入エッセンスを学ぶことが目的です。
第2弾 2022年3月27日(日) 10:00-12:00
「対話と応答ー応答構成による力動的心理療法の基礎訓練の準備のためにー」
講師:能 幸夫(PAS心理教育研究所 所長/学会理事)
心理力動とは何か、その心理力動を踏まえて私たちはクライアントが語る体験事象にどのような応答ができるか。そこでは私たち臨床家としての責任(responsibility)としての応答能力(response ability)が問われます。応答構成は、この応答能力を磨く訓練です。
本ワークショップでは、IADPに向かう一歩手前の基礎訓練として、心理療法における対話の成立と、クライエントの体験事象を感じる、理解するという通常のカウンセリングの営みを超えて、さらに心理力動の原理を踏まえ、応答を構成していくことの意味と面白さをつかんでいくことを目的とします。
私自身、臨床現場に出て30年を過ぎました。しかし武道、スポーツ、語学など、なんでも技を身につける業の営みにおいては、基礎訓練ほど大事なものはありません。どんなに経験を積んでも結局は基礎に還ります。初心からベテランまで、基礎の基礎としての訓練の重要さを感じてみましょう。
参加費
第1弾 一般専門家:4,400円 学会員・大学院生:3,300円
第2弾 一般専門家:4,400円 学会員・大学院生:3,300円
2回パック 一般専門家:7,700円 学会員・大学院生:5,500円
申込方法
下記リンクより申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局までメール、FAX、または郵送でお送りください。
- メールl: iadp@iadp.info
- 郵送:〒153-0041 東京都目黒区駒場2-8-9 PAS心理教育研究所内
国際力動的心理療法学会事務局宛 - FAX:03-6407-8201
申込締切:各回開催1週間前まで。