2017年1月14日、国際力動的心理療法学会は、これからも予想がなされているメガ災害PTSDの予防・トリートメントシステム強化に向けた提言を発行しました。
「日本におけるメガ災害PTSDの予防および心理療法トリートメントシステム構築の意必要性」(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。
この提言は、東日本大震災、熊本地震、両震災後の大規模心的外傷後ストレス障害(Post-Traumatic Stress Disorder:PTSD)への対応において、大きく残された問題と、当学会の対応成果を踏まえ、作成されました。2016年11月3日に、東京大学駒場キャンパス18号館にて行われた第22回年次大会プログラム「提言:不測の衝撃に向けて」において素案が公表され、学会での議論を経て、同大会中に開催されたIADP総会において発行することの了承がなされた「IADP提言」です。
また以下のファイルは、提言オーガナイザーの小谷英文IADP理事長、提言案作成者の橋本和典IADP理事(福島復興心理・教育臨床センター)、足立智昭博士(宮城学院女子大学教授/震災復興心理・教育臨床センター)が、2015年に復興庁および宮城県議会で呈示説明した、国際的トラウマセンター構想です。今回の提言の基となる構想です。
「メガ災害心理・教育対応研究センター構想」(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。